ブログ『がんを克服するための諸情報』より

本ブログは以下の4つの記事は、がん患者が知るべき「本当のがんの情報」が凝縮されています。

1.がん克服をめざす方へ -がん克服法-

2.抗がん剤の真相(実態・真実)-抗がん剤拒否(効かない・使わない)のすすめ-

3.がん克服のための推薦図書(本・書籍)

4.がん予防法-がんの恐怖心をなくすために-

4.がん予防法-がんの恐怖心をなくすために-

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【はじめに】

ガンの恐怖心がある方は多いと思います。健康関連の仕事をしている私にも少しあります。
ガンは恐い病気でしょうか。克服した人を見ると、元気な方がたくさんいます。そのため、特別難しい病気ではないと言う医者もいます。でも、やはり恐い病気です。理由を3つ挙げてみます。
まず『診断されてからの余命が短いこと』です。医者の判定する余命が1~2年は普通かと思います。ここが、他の病気との大きな違いです。短い期間に良い治療法を探さなければなりません。
次は『治療の厳しさ』です。大きな手術は死の危険を伴う上、後遺症が残ることもあります。抗ガン剤は副作用が強く、肺炎を起こし、亡くなる人も多くいます。放射線治療も、副作用と後遺症が心配です。
3つ目は『治療費』です。保険が適用されても、本人負担は多額です。生活に支障が出ている人もいます。
ガンは、いろいろな面で恐い病気です。
ガンの予防は早期発見が主流です。しかし、早期に発見しても、ガンはガンです。発病させないことが大切です。

(1)ガンは全身病

予防は病気の性質を知ることから始まります。
ガンは伝染する病気ではありません。ガン細胞の固まりであるガン腫瘍は「10~20年かけてできた」とするのが定説です。このため、ガンの原因は外ではなく、体の中にあることは間違いありません。
ガンについて東洋医学系の治療家たちは、「ガンは間違った食生活などのため血液が汚れ、それが元でできた病気」と言っています。また、ガンは食生活などの生活習慣に原因があるため、生活習慣病のひとつとされています。

ガンの原因について、薬剤師の佐藤成志さんは次のように説明しています。佐藤さんは食事や漢方に精通し、ガン治療にも実績があります。

「ケガをしたとか、外科的なトラブルは別として、すべての病気は食物に原因があると私は考えています。
体によくない食物を摂っていると、腐敗菌が増殖したり、乳酸菌のような善玉の菌が少なくなったりして、腸内の菌叢に狂いが生じ、異常発酵を起こしやすくなります。また、腸の活動がおかしくなるために、老廃物が直腸から肛門へスムーズに流れず、腸壁にへばりついてしまいます。
これらの毒素、腐敗産物、老廃物は、やがて、腸壁から血液の中へ吸収され、血液に混じり込んで全身を駆けめぐることになります。汚れた血液が体じゅうに循環していれば、あちこちに異変が生じてくるのは当然ではないでしょうか。ガン細胞は、そうしたところから生じるのです。」(注1)

佐藤さんの言うことを要約すると、「体によくない食物を摂っていると、腸から毒素などが体の中に入り込んで血液を汚し、その血液が全身をめぐってガン細胞をつくる」となります。ガンは『汚れた血液を原因とする全身病』です。

(2)ガンの原因となる食物、食べ方

ガンの原因となる食物とは何でしょうか。これについて、ガン患者の過去の食生活に詳しい治療家たちが「白砂糖」「肉」「食べ過ぎ」を挙げているのが目につきました。私は「肉」と「食べ過ぎ」のことは知っていましたが、「白砂糖」には少し驚きました。
このことをふまえて、次に、ガンを引き起こす『食物』『食べ方』などについて4つ取り挙げ、説明します。

● 精白食品
精白食品とは、表皮や胚芽などを取って、白くした食物です。白米ごはん、精白小麦粉を使ったパンや麺類、白砂糖などです。
精白食品は諸病の元です。白米は江戸時代の都会や明治時代の軍隊で脚気を引き起こし、何万人もの死者を出しました。
精白食品は『ビタミン』『ミネラル』が微小です。白米は玄米に比べ、『ビタミン』『ミネラル』は1割以下しかありません。白米ごはんは腸の中で滞留し、異常発酵して毒素を出し、それが腸から吸収され血液を汚します。そして、ガンなど諸病の元となります。
精白食品の中でも、「白砂糖」の害は多大です。白砂糖は99%以上がショ糖で、『ビタミン』『ミネラル』はほとんどなく、化学物質のようなものです。白砂糖は血液の質を悪くします。そのため「白砂糖は、もっともガンにつながる食物」とする食養家が何人もいます。(注2)
白砂糖は、お菓子、清涼飲料水、料理から口に入ってきます。
なお、同じ砂糖でも、黒砂糖は栄養バランスの取れたもので、特に害はありません。

● 動物性食品
動物性食品とは「肉(四足動物の獣肉:鶏肉)」「魚・貝(魚介類)」「卵」「乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)」などのことです。日本では、肉の消費量が増えるとともにガンが広まってきました。
肉など動物性食品(以下、肉とします)は腸の中で腐りやすく、毒素が体に入り、血液を汚します。また、肉には食物繊維がないため便秘を起こし、溜まった便が毒素を出します。
肉食がガンの主因であることは、日本での観察結果からも明らかですが、より大きな視点からの報告もあります。中国では、肉食の多いモンゴル民族が他の民族に比べ、ガン発生率が高いそうです。
牛乳など乳製品の摂り過ぎもガンの原因となります。真弓定夫さん(小児科医)は、牛乳の一番の難点は「アテローム(脂肪性の蝋のようなもの)が血管の内壁にヘドロのように沈着して、血管の狭窄を招く」ことだと言っています。また、新谷医師(新谷弘実医師)は「乳ガン、前立腺ガンなどになった人たちに食歴を聞くと、全員が牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを毎日食べ・・・・・・」と書いています。(注3)

● 食べすぎ
「未精白穀物(玄米や雑穀などの全粒穀物)を食べているのにガンになった人がいる」と聞いたことがあります。そのとき、私は『食べ過ぎ』のせいではないかと思いました。
「食べ過ぎの人にガンが多い」ことは昔から知られていました。それを示すのが漢字です。『癌』という字は、「病だれ」の中に「品」と「山」があります。『品物(食物)を山のようにとるとガンになる」ことを意味しています。また、多くの治療家たちも、ガンの主因のひとつに『食べ過ぎ』を挙げています。
食べ過ぎがガンにつながる理由のひとつは、食べ過ぎると腸に滞留する食物が多くなり、そこから出た毒素が体に入り、血液を汚すことです。

● 薬の飲み過ぎ
農薬や食品添加物などの化学物質で発ガンすると言われていますが、それでガンになった人はそれほど多くないとの見方があります。
その一方、多くの治療家が『薬の飲み過ぎがガンにつながっている』と指摘しています。
ガン患者の過去の生活習慣を大量かつ詳細に記録した医学博士の後藤邦汎(くにひろ)さんは、ガン患者には「強いクスリを一定期間服用していた。あるいはカゼ薬のような弱いクスリを長期に渡って折りに触れて服用していた。あるいは、降圧剤のような中程度の強さのクスリを長期間服用していた人が多い」と言っています。(注4)
また、『抗ガン剤がガンをつくる』ことも定説化しつつあります。

(3)ガンの前兆となる症状

ガンには、発病前に『前兆となる症状』があります。それを知ればガンが近づきつつあることが分かり、食事の見直しなどに取り組めます。
前兆としての症状はいくつか挙げられていますが、ここでは、治療家たちが共通して指摘する「便秘」「冷え性」「肥満」を取り上げます。

● 便秘
古来から『便秘は万病の元』と言われていますが、治療家たちが第一番に指摘するガンの前兆は「便秘」です。と言っても、たまたまなった便秘に問題はなく、慢性的便秘が恐いのです。
便秘がよくない理由は、便秘すると腸の中に長時間溜まった便が発酵して毒素をつくり、それが体に入って血液を汚し、ガン腫瘍の元になるためです。
便秘の原因はたくさんありますが、『食物繊維の不足』が主因です。そのため、主食を「未精白穀物(玄米や雑穀などの全粒穀物)」とし、しっかり食物繊維をとれば便秘を防げます。なお、肉には食物繊維がまったくありません。白米ごはんに肉中心の副食では、慢性的便秘になりがちです。
後藤邦汎さんは「毎日一回以上、ほぼ定時に便があり、その臭い・硬さ・形・量が適切である・・・。こういう人は、まずガンになりません」と断言しています。(注5)

● 冷え性
『ガン患者に冷え性の方が多い』ことを、治療家たちが指摘しています。
冷え性はよく聞く言葉ですが、病名ではないため、意味を知らない人も多いと思います。
冷え性は「体全体は冷たさを感じないのに、特定の部分が冷たく感じる状態」です。冷たく感じるのは、手足、肩、お腹、腰などです。冷え性の人に出やすい症状は、寒がり(厚着)、頭痛、肩こり、腰痛、生理痛、生理不順、下痢・腹痛、風邪を引きやすい、疲れやすい、などです。
現代日本人のうち、冷え性の人は5割とも7割とも言われています。
『冷えが諸病の元となる』ことに関し、進藤義晴医師は「冷えがあると、体の中に溜まった毒を放り出す力を弱めることになります。・・・・・・ 冷えると血管が縮んで血行不良が起き、血のめぐりが悪くなります。血のめぐりが悪くなると、当然組織の機能が落ちますから、老廃物は出ていきません」と解説しています。(注6)
冷え性かも知れないと思う人は、もしかして「ガンの前兆ではないか?」と疑い、その解消に努めるべきです。方法は色々ありますが、基本は主食に「未精白穀物(玄米や雑穀などの全粒穀物)」を取り入れることです。
冷え性かどうか分からない人は、体温を計ってみることをお勧めします。正常な体温は36.5度位です。常時36度以下の人は要注意です。

● 肥満
『ガン患者に肥満の人が多い』と、治療家たちは見ています。
「肥満が多くの病気の元になっている」ことは明らかです。日本が戦争に負けた1945年から10~20年間は、ほとんど肥満の人はいませんでした。それが、経済が成長し、豊かになるとともに肥満の人が出てきました。そして、生活習慣病を多発させ、ガン患者も多くなりました。

(4)ガンを予防する食事

これまで見てきたところでは、ガンを予防するには、白米や白砂糖などの精白食品をできるだけ避け、肉などの動物性食品をほどほどにし、少食とし、薬は最小限とし、便秘、冷え性、肥満を解消すればよいことになります。
でも、7つも並べられるとガンの予防は難しいと感じられるかもしれません。しかし、実は、そうではないのです。それは、主食を「未精白穀物(玄米や雑穀などの全粒穀物)」とした菜食系の食事で、7項目がほとんど解決できるのです。
次に、ガンや諸病にならない「正しい食生活」を紹介します。

「正しい食生活」の要点

★ 基本
● 主食 ・・・ 玄米など「未精白穀物」( 玄米・玄麦・その他の雑穀などの「全粒穀物」)
● 菜食 ・・・ 動物性食品は、食事全体の「10~15%」くらい
● 少食 ・・・ 一日2食分くらいの量、または「一日 1100~1800kcal 」くらい
● 主食中心の食事 ・・・ 副食が主食より多くならないこと

★ 個別のこと
● 牛乳はできるだけ控えめに
● 野菜は根菜類を多めに(根菜は体を温める)
● 果物は少なめに(多過ぎると体を冷やす)、酢も控えめに(体を冷やす)
● 塩は自然塩を(自然海水塩:海の塩)、減塩はしない
● 酵素をしっかり摂る(発酵食品や(生野菜や生果実などの)生ものから)
● 健康補助食品を取り入れる(胚芽・葉緑素・酵素・食物繊維などのうちから)

以上のことを心がけて食事を取ると、間違いなくガンを未然に防げます。制約が多過ぎて食べる物がなくなってしまうと心配する方もいるでしょうが、動物性食品を減らしても食べるものはたくさんあり、決して困ることはありません。

(5)「正しい食生活」のための参考文献

(A)菜食健康法といった本を読めばよいわけですが、下記の本を推薦しておきます。この中から2~3冊をお読みになることをお勧めします。いずれも、文庫または新書で求めやすいものです。

● 佐藤成志『穀菜食で病気にならない体をつくる』(広済堂出版の健康人新書 2009年)
● 東城百合子『食生活が人生を変える - 細胞が活気づく“自然療法”の知恵
(三笠書房 知的生き方文庫 2002年)
● 森下敬一『クスリをいっさい使わないで病気を治す本 - 食事・薬草茶・生活習慣で病気を防ぎ根治する
(三笠書房 知的生き方文庫 2005年)
● 森下敬一『ガンは食事で治す』(KKベストセラーズ ベスト新書 2010年)

上記の3氏は多くの本を書いています。どの本も参考になると思います。

(B)「冷え」の視点から食事や健康法を勉強してみることも有効です。下記の本をお勧めします。

● 進藤義晴(医師)『新版 万病を治す冷えとり健康法』(農村漁村文化協会 2000年)
● 石原結実(医師)『「体を温める」と病気は必ず治る - クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法
(三笠書房 2003年)

進藤さんは数冊、石原さんはたくさんの本を書いています。どの本も参考になると思いますが、上記の2冊は、特に人気のあるものです(ある大手書店の情報)。

【おわりに】

ガン予防法を書き終えてみると、特別にこれといったものはないことに気がつきました。どの項目も健康維持のためには『常識的なこと』です。そのため、ガンの予防は難しくないとも思えます。しかし、食物の豊富な今の時代に、「正しい食生活」を守ることは簡単ではありません。そのため、日々とは言わないまでも、たまに食生活を反省する日を設けることが大切なような気がしました。

(注1)佐藤成志『穀菜食で病気にならない体をつくる』(広済堂出版 2009年)

(注2)食養家の細野雅裕さんは、次のように言っています。
「砂糖は赤血球を溶かしたり、その働きを弱めたりするわけですから、血液の質を低下させ、汚血体質となり、癌体質へと発展させます。ですから、砂糖を食べない食生活ができるなら、癌の発生率は激減することでしょう。」
(『血糖値がどんどん下がる -驚くべき食事療法-』家庭医学会 1996年 )

ガン治療で実績を上げている東京の C.L.I. 内科皮膚科診療所は、ガン予防・治療において避けるべき食品として5つ挙げていますが、一番目は甘いもの(白砂糖を使ったもの)で、二番目はもち米(おもち・赤飯・おはぎ・みりんなど)です。これは、長年の診療経験に基づくものだそうです。なお、もち米(おもち・赤飯・おはぎ・みりんなど)は、食べ過ぎになりやすいので注意が必要ということのようです。ちなみに、三番目はイカ、四番目は肉(鶏肉は可)、五番目はアクの強い山菜(タケノコ、フキ、ワラビなど)です。
(百間亮『女性のガンと気になる持病の本 - 定期健診は予防の近道』冬青社 2010年)

(注3)新谷弘実『健康の結論 -「胃腸は語る」ゴールド篇』(弘文社 2005年)

(注4)後藤邦汎『「ガン」あなた、あきらめないで。』(海苑社 1997年)

(注5)後藤邦汎『もうガンはコワクない - 末期ガンからの生還』(ぶんぶん書房 1996年)

(注6)進藤義晴『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』(海竜社 1997年)