ブログ『がんを克服するための諸情報』より

本ブログは以下の4つの記事は、がん患者が知るべき「本当のがんの情報」が凝縮されています。

1.がん克服をめざす方へ -がん克服法-

2.抗がん剤の真相(実態・真実)-抗がん剤拒否(効かない・使わない)のすすめ-

3.がん克服のための推薦図書(本・書籍)

4.がん予防法-がんの恐怖心をなくすために-

3.がん克服のための推薦図書(本・書籍)

http://blog.livedoor.jp/kenko666/archives/3672226.html

医者はがん患者に「抗がん剤」を勧めます。しかし、私は極力避けるべきだと思います。
では、どうやったら避けることができるでしょうか。私は「がんは抗がん剤なしで治る」と知ることによって可能となると思います。
そこで、以下で「食事療法中心でがんが治った」といった内容の本と冊子を7冊紹介いたします。
一冊の本を読み通すことは決して楽ではありません。しかし、がん克服のためには努力が必要です。7冊の中から3~4冊を選んで読むことをお勧めいたします。なお、今、がんに関し恐怖心のない方も2~3冊お読みになることをお勧めいたします。走り読みでも結構です。それは、ご自分の『がん予防』のため、身近な人ががんに罹ったときに備えて『支援のための予備知識を得ておく』ためです。

(1)中山武『ガン 絶望から復活した15人 - こうしてガンの進行・再発を防いだ!
   草思社 2007年 1365円

中山さんは元がん患者です。ご自分のがんを克服後、がん患者の会「いずみ会」を立ち上げ、多くのがん患者の支援をしたきた人です。この本は、いずみ会の会員で、がんを食事療法中心で克服した15人の体験談です。各体験談は、中山さんが取材者として書いています。
この本は中山さんの人柄を反映してか、とても読みやすく書かれています。文中には、中山さんのがん治療に関する考え方も出てきますが、これも参考になります。
がん患者ががんを克服するためには、がんを克服した方の体験談をたくさん読むことが大切だと、何人かの方が指摘しています。そこで、私はまず中山さんの本を推薦いたします。
中山さんには『論より証拠のガン克服術』(草思社 2004年 1200円)という体験談の本もあります。こちらも参考になります。

(2)斉藤道雄『希望のがん治療』 集英社 2004年 680円

斉藤さんはTBSの報道ディレクターのときにこの本を書きました。斉藤さんは3年間の取材の中で、代替療法でがんを克服した方に何百人も会い、その事実をこの本で書いています。
食事療法中心の代替医療で「たくさんの人のがんが治った」という本は何十冊とあります。しかし、それは特定の治療家、特定の業者(健康食品など)が書いたものです。そのため、多くの人は信用できる内容かどうか迷います。その点、斉藤さんはジャーナリストという、ある面で公平な立場で書いており、読者も安心して事実を事実として受け取れると思います。これが私の推薦理由です。
この本で私が勧める箇所は、第1章「現代医療を離れて」(8~46頁)と、第3章「がんを治す」(62~94頁)です。この部分は、がんが治った方の取材記録です。
この本は他の章で、がん代替医療に関し広く扱っています。参考になることは多いのですが、ひとつだけ注意が必要です。それは、この本に出でくる医者の中に、臨床医としては問題ありとの評価のある人がいること、また、がんに関する斉藤さんの見方の一部に、私などの食養家が賛成し難い部分があることです。多岐にわたる取材のためだと見ていますが、この点を留意してください。

(3)森下敬一『ガンは食事で治す』 KKベストセラーズ 2010年 780円

この本の冒頭で、森下さんは「現代医学的療法の侵襲の大小によりますが、八割以上の方がガンを克服して元気に生活しておられます」と書いています。これは、森下さんから直接指導を受けた方のことです。
森下さんは医者です(医師:医学博士)。東京のクリニックでがん患者などの治療・指導に当たりながら、『国際自然医学会』を主宰し、自然医学・食養法の普及・啓蒙活動をしています。
私は、森下さんはがん患者を治した数(治療件数でなく)では日本一だと見ています。
この本で森下さんは「がんは汚れた血液からできる」「汚れた血液は乱れた食事からできる」と明確に説明しています。そして『がんを生む食事』『がんを治す食事』を詳しく書いています。
この本には、森下さんの指導でがんを克服した7人の体験談も載っています。この部分から読み始めるのもお勧めです。
この本は新書版で読みやすさを配意して書かれています。森下さんのがんに関する他の本を読んでみたい方は、『ガンは恐くない - 国際自然医学会会長 森下敬一の「ガン食治法」』(文理書院 2001年 1600円)をお勧めします。

(4)鶴見隆史『真実のガン治しの秘策 - 治験例が証明する進行・転移ガンの治療法を初公開
中央アート社 2008年 1500円

鶴見さんは東京の開業医です。30年ほど前から食事療法を中心にすえた治療を行ってきた方で、がんを含めた成人病に多くの治療実績を挙げてきました。本もたくさん出しています。
鶴見さんは本の冒頭で、鶴見式医療で「たいていの病気はみるみる治るようになります。信じられないかもしれませんが、難治性のガンですら治る場合も出てきました。(中略)どうぞ、現在、ガンの疑いのある方も、闘病中の方も、余命3カ月、余命半年と宣告された方も、その親族の方も、諦めないでください」と書いています。
鶴見さんの基本理論は森下さんと同じです。「食事とガンの関係」を重視しています。鶴見さんの勧める食事は一言で言えば『菜食』ですが、『酵素(発酵食品や加熱していない食品から得られる)』摂取を重視しています。
この本は、食事、クスリ、治癒事例など豊富な内容を持っています。そのため、読みこなすのは大変です。でも、部分的に読むだけでも、がん克服の知識は得られます。
あと一点。鶴見さんは大変なタバコ嫌いなため、タバコの害が誇張されています。タバコの部分は多少割り引いて読んでください。

(5)川竹文夫『すべては、あなたが治るため』(無料配布誌)
NPO法人 ガンの患者学研究所 初版2006年:改訂新版2009年 非売品

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これは本ではなく、川竹文夫さんが主宰するガンの患者学研究所が作った「小冊子」です。71頁ですが、活字が大きいので、実質は35頁ほどです。著者の川竹さんは元NHK職員で元がん患者です。
非売品を推薦したのは、何と言っても短くまとめられているからです。
代替療法の知識の少ない人が、がん克服のためとは言え、一冊の本を読むのは大変です。この点、この冊子なら容易に要点を掴めます。

内容に触れます。通常、代替医療の本は、食事療法などの治療法を中心に書いています。そして、こういった本を読み、一部の方はあっさりがんを克服してしまいます。しかし、多くの人は「もし食事療法で治るなら、医者も勧めるているはずだ」「食事療法も一理ありそうだが、やはり、医者に任せるほうが良いのでは?」などと思い、本の内容を素直に受け取れません。そして、ミスミスがんを克服するチャンスを失ってしまいます。川竹さんはそのようなチャンスを失いそうな人に向けて、この冊子を書いたと私は思っています。

この冊子を、ある女性(がんの友人を応援していた方)は「小さいながらも、がん完治の熱意や励ましに満ちてますね」と言いました。
冊子は、『NPO法人がんの患者学研究所』が、がん患者に無料(送料負担あり:郵送料1冊140円)で配付しています。読んでみたい方は、同研究所(電話 045-962-7466:横浜市青葉区鴨志田町569-1-17-105)に問い合わせてください。また、同法人のホームページもご覧になってください。

(6)川竹文夫『「ガン・治る法則」12カ条 - 6000人の患者さんが実践する新たな道
三五館 2006年 1400円

この本は、川竹さんの小冊子( 上の『すべては、あなたが治るため』)の詳細版といったものです。この本と冊子は、ともに2006年に書かれています。
川竹さんは「まえがき」で、次のように書いています。

「私は、この本を手にとってくださったあなたを、力いっぱい誉めて差し上げたいと思います。
なぜなら、あなたは『現代医学や世の中の間違った常識』にまどわされない、賢明な方だからです。
そして、その賢明さのおかげで、たった今、完全治癒にいたる道を歩み始めたからです。」

川竹さんは『がんに関する間違った常識』として、次の12を挙げています。

1.ガンは、ガンセンターや大学病院に代表される現代西洋医学でしか治らない。
2.手術や放射線や抗ガン剤が、ガンを治してくれる。
3.医者にすがるしか生きる道はない。
4.再発や転移があると、治ることはかなり難しい。
5.腹水や胸水が溜まったり、痛みが出てきたら、もっと難しい。
6.余命宣告されたら、時間の問題だ。
7.医者に見放されたら、人生は終わりだ。
8.〇△ガンは、特に治り難いガンだ。
(ほとんどの人が自分のガンをそう思っています。医者に言われたからです)
9.代替医療や民間療法はマユツバで信用できない。
10.食事でガンが治れば医者はいらない。
11.心の持ち方でガンが治るなんて信じられない。
12.たとえ治ったとしても、以前ほど元気になれない。

川竹さんは、この本で上記の『間違った常識(私も間違いだと思っています)』を解明・反論し、がん克服の道を示しています。

書き方についてですが、各条(章)では、がん患者の質問に答え形で持論が展開されています。しかし、患者さんの一つの質問に対し、百を答えるといった調子ですので、実質は話言葉での川竹さんの解説です。
この本は内容の濃い本です。そのため、一冊読み切るというよりは、当面、自分の関心のある部分だけ読むといったことでもよいと思います。

次に、準推薦図書として一冊紹介します。

(7)岡本裕『9割の医者は、がんを誤解している!
飛鳥新社 2010年 1300円

岡本さんは、元々は外科医としてがんの治療もしていた方ですが、現代医療に限界を感じ、臨床医を辞めました。そして2000年頃から、診査・健康管理業務のかたわら、がん患者の医療相談に当たっています。

岡本さんは5章に分けて書いていますが、がんの治療法は4章です。では、3章までに何を書いているかというと、がんの概略、告知を受けたときの心構え、医者のがん治しの実力の程度、医者との付き合い方、三大療法を受ける際の注意点、がんを克服した人から学ぶこと、がんを克服するための環境作り、などです。それらについて、世間一般のがんに対する常識の否定といった角度で書いています。その点で、川竹さんの本と同じ意味で、がん患者には参考になることが多いと思います。

医者の数ある本の中から、私がこの本を推薦図書とした理由は次の3点です。

1.がんは『全身病』であると明確に言っていること。(前書き)
2.「食生活の改善なくして、がん完治は考えられません」(161頁)と言っていること。
3.「がんを治すためには、食事の他に天然サプリメントも摂ったほうが望ましいと私たちは考えています」(167頁)と述べていること。

この3点は、ほぼ私の見解と一致します。一方、代替医療を取り入れている医者の多くは、ここまで言い切れていません。

次は、私が「準」推薦図書とした理由です。それは、この本にはたくさんの療法が、検討・採用すべきものとして紹介されていることです。三大療法、いくつかの免疫療法、食事療法、多くの健康食品、広い意味での多数の運動療法、などです。私はこれらを見て、「これでは、多過ぎて読者は迷う・・・」と思いました。
一方、私が推薦図書として挙げた本の著者の森下さんは、『食事療法』と『薬草茶(他の本では健康食品も)』くらい、鶴見さんは『食事療法』と『サプリメント』と『遠赤外線』くらい、川竹さんは『玄米菜食』と『ビワ葉温熱療法』くらいです。
私は、岡本さんが多数の治療法を紹介した背景には、彼が食事療法(健康食品を含む)のがん治しでの絶大な威力を十二分には掴んでいないためだと思います。掴んでいれば、「そんなにたくさんの治療法は必要ない」のです。
この点に留意し、「医者の意見も聞いてみたい」と思う方は読んでみてください。

【おわりに】

私はがんを克服するための本を7冊を推薦しました。推薦理由は各図書毎に書きましたが、全体を通しての選定理由をここで説明します。これは同時に、私のがん治療についての考え方でもあります。

(1)私は、がんの主因は「食事」と考えています。
そのため、推薦した本はどれも『食事中心でがんを治す』本です。

(2)その食事の内容ですが、簡単に言えば『未精白穀物を取り入れた菜食』です。ところが、これには大きく分けて2つの系統があります。ひとつは、明治の食養指導者の「石塚左玄」医師の流れをくむもの(日本の伝統的な食事)です。もう一つは、ドイツ人の「マックス・ゲルソン」医師の流れをくむもの(ゲルソン療法:参照)です。
双方とも菜食ですが、大きな違いがあります。それは『塩分』についてです。前者は塩分について制限めいた指導はしませんが、ゲルソン療法は原則「塩分ゼロ(無塩食)」です。
これについて、私は「塩分ゼロ(無塩食)は、肉食系の欧米人向けのもの」との考えであるため、ゲルソン療法を勧める本は推薦しませんでした。文末の(参考2)をご覧ください。

(3)繰り返しますが、私は、がんの主因は「食事の乱れ(または狂い)」と見ています。
そのため、がんの主因をストレスや遺伝などに置く医者の本は推薦しませんでした。

(4)私は、『玄米菜食』かつ『少食』に『健康食品(定評のあるもの)』を加えれば、がん克服に絶大な力を発揮すると思っています。つまり、一部の健康食品を高く評価しています。しかし、食生活を改めずに健康食品だけに頼っている人は、効果がさほど出ずに亡くなっている人が多い、と見聞きしています。食事改善を伴わないと治癒率が低いということです。そのため、「〇〇健康食品でがんが治った」という本は推薦しませんでした。食生活のことがほとんど書かれていないからです。でも、良い本は何冊もありました。

(5)現代医療の三大療法以外を『代替療法』と言います。代替療法の中で最近注目をされているのが『免疫療法』です。免疫療法は「それ(ガン細胞)を殺しているのが血液中の免疫細胞(Tリンパ球)である。ガン患者の血液からTリンパ球を取り出して、これを千倍に培養して血液に戻す」(中山武『ガンがゆっくり消えていく』草思社 2009年)といったものです。しかし、免疫療法は体の内側から治す治療法ではありません。また、各種報告を見ても成果はそれほどでもなく、価格は極めて高いです。そのため、免疫療法の本は推薦しませんでした。

(6)ガンの三大療法を批判した本の中には、医者が書いたものも何冊かあります。言わば、内部告発的な本とも言えます。参考になるところは多いのですが、推薦図書とはしませんでした。それは、著者たちが食事療法などの代替療法を正しく評価できないため、「多くのがんは治せない」と書いてあるためです。

(7)推薦図書は比較的新しいものを選びました。どれも2004年以降のものです。どの本も現時点で手に入ります。それ以前の本にも勧めたいものがありましたが、入手が困難のこともあろうかと思い、推薦しませんでした。

(8)がんに関する本はたくさんあります。ここに紹介した以外にも、私がよいと思う本は何冊もありました。しかし、一度にたくさんの本を見ても迷うと思います。まず、森下さん、鶴見さん、川竹さん、岡本さんなどの本を読み、ご自分のベースをつくり、それと比較しながら他の本を読むことをお勧めします。

(参考1)
私は医師の本として、森下さんと鶴見さんのものを推薦しました。森下さんは1970年頃から、鶴見さんは1980年頃から、食事療法中心に成人病(がんを含む)の治療に当たってきた方です。
一方、15年前ほど前から、多くの医者が三大療法に限界を感じ、『玄米菜食』や『健康食品』をがん治療に取り入れ始めました。そして皆さん、それなりの成果を挙げ、その経験・実績を基に何人もの方が本を書いています。彼らは三大療法を実践してきた直後(または実践中)であるため、がん克服中の方には、最近の現代医療の真相を知る上で参考になる部分が多々あります。そこで1~2冊を推薦にしようと思い、何冊か読んでみました。しかし、岡本さんの本のみを準推薦図書としました。理由は、一言で言えば、他の本には「がん克服のためにマイナスとなる部分があった」からです。

(参考2)
医師の石原結實さんは『ゲルソン療法』に関し、著書の中で次のように書いています。

「塩分を極度に制限し、生野菜や果物、生ジュースを多食するという『ゲルソン療法』なるガンの治療法があります。(中略)
私も時々、ゲルソン療法をやっているガン患者を診察することがありますが、日本人の体質に合わない面が多少あるようです。(中略)
欧米人は、乾燥した風土で、陽性の肉を食べ過ぎて、陽性の性質を帯びたガンになっているので、生野菜、果物、生ジュースなどの陰性食品を摂り、極陽性の性質を持つ塩を制限するゲルソン療法は、この陰陽論から見ても大変効果的だと思われます。
しかし、湿気の多い陰性の風土で、しかも水分の多い陰性食品を食べ過ぎて起こる日本人のガンは、陰性のガンがかなり多いため、ゲルソン療法を実行すると、体が冷えてきて、青白い肌色になり、時としてむくんでくる人がいるのです。そして、かえって、体調を崩す人もいますので、体質を見極めてから、やる必要があります。」
(『ガンにならない食べ方、生き方』PHP研究所 2008年 )
(注:石原さんの文庫本は、私がガンの方にお勧めしているうちの一冊です)